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2024.07.09

技術と対話で、現場を変える生産技術職──世界一の先進工場を見据えた「想い」

モノづくりの現場に入り込み、工程管理システムや機械学習による品質予測システムを構築する。メカトロニクス事業部の伊藤は、生産技術職としてITを活用した工程の最適化に挑んでいる。「製造現場とはしっかりと議論をします。でも、要望を聞くばかりの人にはならない」と仕事のスタイルを語る伊藤。技術力とコミュニケーション力で現場に向き合う生産技術、そのエンジニア像とは。

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伊藤 隆太

Ito Ryuta

ITのフル活用で、製造ラインでボトルネックを解決

北海道から九州まで全国の製造拠点でリレーやコネクタ、スイッチ類など、幅広い製品を生み出しているメカトロニクス事業部。生産技術職はそれらの工場で、IT活用によってより効率的な製造工程を実現する役割を担っている。伊藤にとって大きなきっかけとなったのは、パナソニックの現場を目の当たりにした、入社前のインターンシップだった。

「日本のモノづくりを代表する1社、それなのに……。意外だったのが、さまざまな場面でアナログ作業が残る製造工程でした。ITを専門とした学生時代の研究を、大規模な工場で生かしたいと考えたのが、志望動機でした」

入社から5年間で手掛けたのは、製造ラインのモノの流れと、そのデータをきれいに整える工程管理システムの開発だった。工場は「ここをよりよく変えられないか」といった課題感を抱き、伊藤ら生産技術のチームに力を貸してくれないかと声を掛ける。ターゲットとなるのは、工場で当たり前になっている、想定よりも時間がかかる業務だ。

「例えば、ある工場では直近の生産計画を、熟練のメンバーが1日4時間かけて練っているという作業がありました。工程によって別々のシステムが稼働しているために集まるデータが一様でなく、資料を引き合わせるアナログの作業が原因でした。私たち生産技術のチームは、どんなデータをどう処理しているのかを深掘りし、結果的に約40%の改善策を提案できました。それを実施するのは工場側ですが、改善効果が顕著であれば別の工場にシステムを横展開するなど、さらに効果を波及させていきます」

2024年4月から、伊藤は新たな品質予測システムの構想を担当している。その狙いは一つの製品に使われている数々の部材、それらのデータと製品の仕上がりを数値化して、最適な材料を導くこと。従来であれば、現場のベテランならではの勘やコツに頼っていた微妙な感覚、そこを機械学習によって逆算する。

「最も良品率のよい部材の組み合わせ、そのバランスをシステム化で見極めようというものです。開発の真っただ中ですが、いい手応えを感じながらテストを重ねています」

工場にとって一つの課題となっている「熟練の技術の継承」にも、伊藤らは正面から向き合っている。

現場とは一心同体で前進し、時に俯瞰で考える

自分の仕事で、最も大事なことは製造現場との関係性だと語る伊藤。まずは、現場でどこに課題感を持っているのか、ヒアリングが最初の入り口になる。同じ社内とはいえ、面識のない中で工場を訪れ、課題のコアを見いだすのは簡単ではない。

自分の仕事で、最も大事なことは製造現場との関係性だと語る伊藤。まずは、現場でどこに課題感を持っているのか、ヒアリングが最初の入り口になる。同じ社内とはいえ、面識のない中で工場を訪れ、課題のコアを見いだすのは簡単ではない。

議論を重ね「このデータがポイント。もっと楽にスムーズにできる」と改善のメリットを示しながら、工場のメンバーとの信頼関係は厚みを増していく。しかし、そこで陥ってはいけないのが「ただ受け身で聞くばかりの存在」だと伊藤は語る。場合によっては数カ月間、一つの工場に通うこともあり、その中で自然と本音レベルの話ができるような関係性になってくる。建設的な議論が深まるにつれ、いつしか「ただ聞くだけの存在」になってしまう危うい面があるという。

「大切なのは、ふとしたときに製造のメンバーからこぼれ出てくる小さな不満です。フランクな会話の中で課題が浮かび上がることもあります。それは製造現場側が自ら気が付いていない、私も目を向けられていなかった部分です。背後で目立たないように“悪さ”をしている、そうしたボトルネックに気づけるかどうかが、本当の意味での現場改善です」

一緒に歩みつつ、別の視点で製造ラインに臨む──。生産技術らしい信条がそこに垣間見える。

自分の理解を過信しない。恥を恐れず何度でも聞く

パナソニック インダストリーの特徴を問うと、伊藤は「チャレンジの風土」だと即答する。その理由は、最初にリーダーを任された2~3年目のプロジェクトで経験した挫折だった。

「シンプルに説明すると、あるシステムを勢いで構築してしまい、結果的に現場での保守、バグの修正が手に負えない代物を本番導入してしまったのです。謝り続けながら現場に戻るという苦い経験をしました。ただ、その時に関係した皆さんに掛けてもらった言葉は叱責ではなく、いかに前を向いてカバーするか、このミスをどう次につなげていくかでした。

そこから学んだのは、恥を恐れずに何度でも聞くこと、自分の理解を相手に確認することです。ミスを引き起こした要因は、現場でヒアリングした内容を『こういうことだな』と思い込みでシステムをくみ上げたところにありました。聞いたことを自分の言葉に置き換え、次のステップに進む。そうした積み重ねが、現場を革新するチャレンジにつながります」

当時に受けた言葉を思い返すと、それは創業者の松下 幸之助から受け継がれている、人づくりの風土そのものだったと振り返る。

「後輩たちにも、思い込みの怖さを早めに知ってほしいし、同じミスをしないように伝えています。生産技術という仕事の楽しさは、技術力とコミュニケーション力の両方を生かせるところです。人と話すのが好きで、新しい技術を追求する面白さも感じる、そういう自分のキャラクターにピッタリだと感じています」

学生時代にはバックパック一つでさまざまな国を旅したり、バイクで東日本一周をしてみたりと、チャレンジ系の企画を好むタイプだったと自己分析をする伊藤。部署異動の希望を出して自身を生かせる社内制度などを例に挙げ、入社前に想像したとおり、あるいはそれ以上にパナソニック インダストリーは自分で考えてチャレンジできる領域が広いと、満面の笑みで語る。

見えないところから、見違える世界に変えていく

尊敬するエンジニアが間近にいる。

「その人は入社してすぐにメンターについてくださった方でした」

現場の声を聞く力、現場が気づいていない課題を見いだすスキル、さらにその先、未来を描いてどう近づけていくかをストーリーで語る……、その企画力に圧倒されるという。

「現在、その方は所属長となって、事業方針やビジョンを直接伝えてもらっていますし、『そんな風につなげて考えるのか』と興味深く聞いています。現在の自分の仕事が、どんな未来につながるのかが分かると、そこからやりがいが増していきます」

いつか、かなえたいと思い描くのは「世界一の先進的な工場」をつくること。その一歩目は、目の前のお客様に役立つ技術を開発することに尽きると、大きな目標に向けた着実な積み重ねを結びつける。

「生産技術からすれば現場がまず、そのお客様です。工場のラインから製品がユーザーへと届いていきますし、ITの活用で工場を進化させることは、間接的に製品を通じて感動を届けていく仕事だと考えています。また、工場で製造メンバーから受ける刺激、その熱量の高さは経験を重ねながら実感している部分です。いかに生産性を高められるか、品質を高められるかという改善への意欲、前向きさは当社の強みです」

世界に誇る日本のモノづくり、その競争力は衰えているかのようにも言われる。しかし、伊藤は「底力は決して負けていません」と胸を張る。IT活用が遅れている点に悔しさは感じながらも、だからこそAIや先進的な技術の開発と導入で、ガラッと日本の製造業は変わることができる、お客様にもさらに喜んでいただける商品を生み出せると、その自信は揺るぎない。

「そうして“三方よし”を実現できれば本望ですし、きっとルーティンから解放された現場は、新しい活力が生まれてワクワクする職場になるはずです」

見えないところから、見違える世界に変えていく──そのために、自分自身も経験を重ねながら、もっと技術力とコミュニケーション力を高め、工場のメンバーと共に実現していきたいという熱い想いで、伊藤は今日も現場と向き合っている。

※ 記載内容は2024年7月時点のものです

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