“リファラル採用”で、社員全員がリクルーターに――大切な友人に会社を推す「想い」
事業会社として独立してすぐに、リファラル採用制度を導入
──採用部員の立場としてリファラル採用の活性化を推進している、大瀧さん。まずは、制度導入のきっかけから教えてください。
これにより、グループで統括していたことの多くを事業会社として裁量を持って計画、推進していけることになりました。採用もその1つです。これまではグループとして割り当てを受けた採用計画数でやりくりしていましたが、事業会社化に伴い自分たちで採用も設計することができるようになりました。
──事業会社化以降、キャリア採用率が上がっていますね。採用サイトによると2021年度に36%だったキャリア採用比率が2023年度は52%となっています。
──リファラル採用を導入してから2年ほどが経過していますが、手ごたえはありますか?
──そんなリファラル採用を活用したお二人である、井本さんと植田さん。現在の職務を教えてください。
僕たちが所属する部署は福島県・郡山にあり、同じ敷地内で働いています。職務が異なるので日常的にオフィスや工場で顔を合わせることは少ないですね。
きっかけは、趣味友達からの悩み相談
──井本さんと植田さんは、プライベートでの友人関係だったと聞きました。
──関西で出会ったお二人が、いまは福島県に……?
出身は九州で、就職がきっかけで関西へ出てきたということもあり、福島県に引っ越すことにもハードルはなくて。やりたい仕事ができることを優先しました。
──植田さんは、どういったタイミングで、キャリアの相談もするようになったのでしょうか?
──どういった悩みをお持ちだったのでしょうか?
──相談を受けて、井本さんは?
友人への説明で大切にしたこと
──井本さんからは植田さんに、どんな声掛けをしたのでしょうか?
もし、今回のポジションや郡山拠点のカルチャーが合わなかったとしても、関西のインダで働く選択肢もあるよ、と。あとは、他の会社も検討した上で、考えてほしいと伝えました。
──書類選考、オンラインでの1次面接、対面での2次面接を経て、パナソニック インダストリーでの選考結果は合格。その報告を聞いて、いかがでしたか?
──入社してから、何か会話されましたか?
──リファラル採用後、試用期間が過ぎると、紹介社員にインセンティブが支払われますが、その話はしましたか?
見えないところから、見違える世界に変えていく
──リファラル採用のメリットは、どの点にあると感じていますか?
──この先、リファラル採用でさらに友人を紹介したいと思いますか?
──採用部としては、今後どのような未来を描いていますか?
リファラルでの入社が増えるということは、現役社員が自信を持って友人に推せる会社になっていて、リファラルの効能も理解されているということ。採用部員の立場としては、リファラル制度の認知を拡大するとともに、社員の皆さんにはインダの文化を形成する活動と捉えてもらえるとうれしいです。
「インダで働く魅力」を形成するのは、われわれの技術力に加え、社員や組織です。全社一丸となって「インダで働く魅力」をつくりあげ、社員全員がリクルーターとなることで、「リファラルがインダの主要採用経路」となる日をめざしたいです。
※ 取材内容は2024年11月のものです