ブレない信念で組織を率いる司令塔──“つくる場”を超え、挑戦が生まれる拠点を育む「想い」
お客様の事業に欠かせない製品を届ける喜び。最良のパートナーを目指す

パナソニック インダストリー(以下、インダ)は福井県にある森田拠点および金津拠点において、パソコンやスマートフォンなどのICT機器用、車載用、サーバー・基地局といったICTインフラ用など、多種多様な電子デバイスの開発と生産を行っている。中でも、上記電子機器に搭載される重要な部品「抵抗器」が主力商品だ。抵抗・センサビジネスユニットでは顧客のニーズに合わせて多種多様な製品を生産・販売している。売上の7割以上を海外が占めており、グローバルに事業を展開している。
「インダは国内外にさまざまな拠点を有していますが、とくに電子機器に欠かせない抵抗器を製造する森田拠点は、最も汎用的な製品を取り扱っています。販売数量もどこよりも多い拠点です」と話すのは、生産管理と販売管理を担う組織で課長を務める小泉だ。担当する業務範囲は広く、営業部門が算出する需要予測に基づいて短期~長期の生産計画を立案し、顧客からの受注に基づいて、モノづくりの現場に日々の生産指示を行う。販売完了までを監督するため、顧客オーダーの管理、生産指示、出荷指示やフライトの手配といったサプライチェーンマネジメントの一連を担っている。
生産効率改善は、まずチームから。やりがいを実感し、楽しみながら働く

小泉は商社で営業など顧客対応を経験したのち、中国へ移住。帰国後、地元の福井で語学を生かした仕事を探す中で、インダに出合った。
入社してすぐに小泉は販売管理を担当。未経験だが受注から出荷、輸送のためのフライト手配など広範な業務を担当した。市況の変化で需給バランスが崩れ、長期に渡る顧客納期の逼迫や、大雪や台風などの自然災害で出荷が止まるという窮地を乗り越えた。顧客納期を100%守ることはお客様にとっては当たり前。お客様に本当に喜んでいただけることは何か?考える機会も増えてきた。日常業務の中でも中国で暮らした経験が生きる場面も多いという。
転職後の生活に慣れてきたころ、「この職場にはまだ伸ばせる部分があるのではないか」──そんな想いを小泉は抱き始めた。
キャリアの転機になったのは3年目。顧客視点での活動が評価され、拠点初の女性係長に昇進。販売管理についてのマネージメントを任された。
メンバーにやりがいを感じてもらうことが、自分のやりがいだと小泉は笑顔で話す。“いかに、仕事を楽しむ発想を創り出すか”を軸に仕事と向き合ってきた。
入社7年目には拠点内では初めての女性課長になった。
小泉は他部署と連携を取りながら、現場の効率化を模索し始めた。
互いの個性や考え方を理解するために、さまざまな職場懇談会を開催。さらにチームワークを高めるゲームやワークを研修に取り入れている。
ブレない想いが、人とチームを前に進める

入社から10年、係長、課長へとキャリアを歩む小泉は、「がむしゃらに仕事に打ち込んできた」と振り返る。
そんな小泉の背中を押したのが、会社から推薦されたスポンサーシッププログラムへの参加だった。女性管理職層を対象とした研修プログラムで、参加者一人ひとりに経営幹部などがスポンサーとして付いて、月1~2回の1on1を行うものだ。さまざまなテーマで経営幹部と対話を行い、参加者の視座を高めて、幅広い知見を獲得することを目指している。
私がインダを選んだ理由は、自分たちの製品が社会の役に立っていると感じられるからです。チームのメンバーにも自分たちの仕事が社会貢献につながっていると実感してほしいのです。私の想いはただひとつ。誰しもが安心して働くことができ、働きがいのある職場を一緒につくり上げていきたい。そのためのサポートをする。それが私らしいリーダー像だと感じています」
キャリア入社し、さまざまな学びを得て、社会貢献も実感できていている──。入社当時の目標は実現できていると小泉は語る。一方で、自身に続くメンバーのこれからにも熱いまなざしを向けている。
どんな立場でもブレないものがあればうまくいく、小泉はそう確信している。
見えないところから、見違える世界に変えていく

小泉は生産販売管理の立場で、「もっとモノづくりを変えていける」という想いで挑戦を続けている。
モノづくりの効率化、体制の強化に生産・販売管理の立場で貢献し、現場を見つめながらお客様の要望を迅速にかなえられるように努力を続けたいと、小泉は力強く語る。
小泉が目指すのはお客様の満足度を高め、その先にある社会をより豊かにすること。見えないところから見違える世界に変えていく──。単に“つくる場”にとどめず、自ら考え提案し、挑戦する拠点にするのは生産販売管理だと信じている。ブレずに自分らしく、素直な心でチームを引っ張る小泉が福井のインダから、 世界を変えていく。
※ 記載内容は2026年3月時点のものです