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2024.03.21

働く誇りは自分たちでつくる──新天地を“県内働きたい企業No.1”へ導いた「想い」

大手人材サービス会社からパナソニック インダストリーへ転職し、電子部品の生産拠点で人事を務める熊内。“社名認知率4%”だった新天地を「“県内働きたい企業No.1”にする!」と宣言し、わずか1年で現実のものとしました。「働く誇りは、自分たちでつくれます」と語る熊内がたどったプロセスを紐解きます。

熊内 慎人

Kumauchi Makoto

得意のオファー面談で三連敗。理由を徹底的に探り、たどり着いた「知名度不足」

──「“県内働きたい企業No.1”にする!」と思い立った、きっかけから聞かせてください。

パナソニック インダストリーへの中途入社後、人事採用担当者として臨んだオファー面談で、三者連続の内定辞退という結果になったことが最初のきっかけです。同じエリアの大手企業に行かれてしまったんです。

当社に入社してからは、これまでのキャリアである採用業務に加え、オンボーディングや労務管理、派遣社員管理を含む生産拠点人事職に挑戦しています。生産拠点の場合、採用計画のずれ込みから起きる日常業務へのインパクトがとても大きいということを理解し始めていたので、連続の内定辞退には絶句しました。

転職前は、都市部の大手人材サービス会社でクライアントの採用設計をやっていましたので、採用には自信があった分、落ち込みは大きかったです。人事の仕事は初心者ですが、採用は経験者。「即戦力として採用してもらっているのに……」と。

 ──そこから、どのように巻き返しを図ったのでしょうか?

労働人口の減少、都市への人口集中……人財不足に拍車がかかっているのを目の当たりにしていたので、悩んでいる時間がなかったんです。私は、県外からのIターン転職者で、土地柄に詳しくなかったこともあり、とにかく情報を集めることにしました。

そこで、卒業生を毎年採用させてもらっている工業高校の生徒や県内公立大学の学生の皆さんに話を聞いてみると、「パナソニック インダストリー」という社名がほとんどの人たちから知られていないことが分かったんです。認知率は、なんと4%でした。

社内に戻って原因を探ると、拠点として企業説明会に出ていないことが判明しました。拠点周辺エリアでは、都市部には多数ある民間の就職イベントといった催しがないため、企業は県主催の就職イベントに参画するのがならわしなのですが、当社は県ともそういった接点をもってこなかったようでした。

「知られてないんじゃ、選ばれない」。活動の軸として、まずは社外に対して「知っていただく」ことが一番だと考えました。

 ──それが、「“県内働きたい企業No.1”」プロジェクトとなったんですね。

知名度向上で人財獲得が波に乗れば、社内が活性化し働きがいや誇りが高まる。それが、さらに業務にも好影響を与え、事業成長につながるという「広報をトリガーとした好循環サイクルの創出」という構想を掲げました。

そして、拠点内でプロジェクトメンバーを公募しました。「働きたい企業No.1にして、大切な人に心から誇れる会社にする」という目的に賛同してくれる人を社内から公募したところ、人事以外からも応募があり総勢9名で活動を開始しました。2022年5月の出来事です。

知名度を上げるための策は、「県内表彰の獲得」と「イベント参画」

──具体的に、どんなことから始めましたか?

自ら県庁に電話をして、コネクションをつくりました。広報の知見はないので県ホームページを見て電話をかけ、「県を盛り上げたい」という熱い想いを複数部門へぶつけたところ、県知事への訪問の機会をいただけることに。そして、「22年度県主催施策に積極参加します!当社の県内知名度を最大化します!」と県知事に直接宣言して帰ってきました(笑)。その後、県知事自ら生産拠点に来てくださり、拠点内が明るいムードで盛り上がりの兆しが見えたんです。

──そこから、県のイベントに続々と参加していくわけですね。

東京の大手町で開催された県主催のUIJターンイベントに登壇し、私自身のIターン転職経験を話したり、UIJターン希望者の生の声を聞いたりしました。県内では、県内最大級のものづくりイベントに参加して、1,000人以上の方にブースに来ていただきました。また、高校生の保護者向けにオンライン説明会を開き、大学とも連携して企業・仕事体験プログラムに参画しています。

──結果はいかがでしたか。

県が実施している、県内工業高校2年生の約1,200名に一番入りたい企業に投票してもらうイベントでは、2022年度県内ベストファクトリーに選んでいただきました。2023年8月には、県から「さいこう企業賞」をいただき、技術力に加えて私たちの拠点のプレゼンスも認めていただきました。採用面では、2023年度は県内公立大学から数名を採用決定し、キャリア採用も採用計画に対して充足できています。

社員一人ひとりが働きがいと誇りを持てる職場づくり

──熊内さんは新しい環境で新しい取り組みに挑戦したと思うのですが、その背景には何があるのでしょうか?

正直な想いをお伝えすると……私自身が「Iターン転職の選択は正しかった」と思いたかったんだと思うんです。その想いをプロジェクトメンバーに伝えたところ、「自分も、家族にここで働いていることを誇りたい」や「この生産拠点での働きがいや学びをもっと見つけたい」という言葉がでてきました。本気で当事者意識を持って“県内働きたい企業No.1”にしたいと思っているメンバーが多かったことが、モチベーションになったと思います。

──知名度向上の次は、社内活性化ですね。

手前味噌ですが、私たちの生産拠点はすごいんですよ(笑)。日本の片隅で、世界シェアNo.1の電子部品を作っているんです。世界で初めて作り出した電子部品もあるし、業界のパイオニアとして最先端の技術を支えています。お客様は世界中にいて、海外工場も持っているので外国語を話せる社員も多い。

それでも、過去の従業員満足度調査の結果を見ると「この仕事を続けたいが、大切な人に勧めはしない」と回答している人が若干名います。そこで、自分たちがしている仕事に対して「自信を持てていない」のではないかと仮説を立てて、社内活性化を計画しています。

──社内では、どのような取り組みを推進しているのでしょうか?

イベントを開催して従業員が楽しめるように、また横のつながりを作れるような環境を作っていこうとしています。

私は、「社内複業制度」という社内の他部署と兼業できる制度を利用し、DEI推進室の業務を兼務しているのですが、DEI推進室として全社員向けに行った心理的安全性研修などを自分の拠点でも展開して、上司部下が社歴に関係なく意見交換しやすい環境を整えようとしています。

部門内の動きだと、「若手勉強会」と称して若手リーダー層が積極的に生産現場の社員に話を聞きに行っています。長く勤めている方が多いので、貴重なデータや知識を持っている人も多く、そういった人たちからの学びを得ることはとても大切です。

また、他拠点も巻き込んだ「塾活動」というものも計画していて、生産拠点長自らリーダーシップについて語る場を設けたり、役職級の人たちに部門越境プログラムというのを設けたりと他の部門ともつながりを持てる環境を作っていきます。

全員にキャリアの可能性を広げてほしい。手を挙げればやりたいことができる環境を整えたいと思っています。会社と組合には対等に話せる関係性ができているので、職場環境をより良くする話し合いをしているのも、大きいですね。

──社員のキャリアの可能性を広げることで、この拠点から人が流出していく心配はありますか?

パナソニック インダストリーでは、「公募型異動登用制度」を導入し自分自身でキャリアプランを描くことができます。それによって、違うロケーションから私たちの生産拠点に移ってきている人たちがいますし、ここで学んでから別の生産拠点に移る人もいるのは自然なことです。

社外でも社内でも、この拠点ならではの働きがいがあれば、人は必ず入ってくると信じています。実際に、今時点で「ここの拠点の技術部で働きたい」とか「あの部署のこの技術者と働きたい」と別の生産拠点や本社から来てくださる人が増えています。

見えないところから、見違える世界に変えていく

──わずか1年で“県内働きたい企業No.1”を成し遂げ、プロジェクトは計画通りに進んでいます。次のステップはどう考えていますか?

短期間でこの成果を出せたのは、「この拠点を“県内働きたい企業No.1”にしたい」想いをメンバーが日々強めていき、それぞれが積極性や関係構築力を高めていったことや、周囲の応援が増えていったことも大きかったです。やればやるほど、本気度は増すんです。

次年度の新規メンバーも公募で迎えて、さらに活動を強化しています。国立大学での企業・仕事体験プログラムでは、私よりも後に中途入社した生産管理部門の社員がリーダーとなって活躍しています。

──人事として今後、社員一人ひとりの想いを実現する支援をどのように進めていきたいと思いますか? 

想いの“芽”というのは、大なり小なり誰もが持っているものです。“県内働きたい企業No.1”プロジェクトは、「芽を出していいんだ。芽を出したら、会社は水を与えてくれるし、会社も社会も評価してくれるんだ」と思ってもらえる良いきっかけになったのではないでしょうか。今後も、想いの芽に目を向けて一緒に育て、見違える世界を生み出して、働く誇りを共有しあうことが、パナソニック インダストリーの人事あるいはプロジェクトリーダーの役目と考え、より多くの想いを動かしていきたいと思っています。

※ 記載内容は2024年2月時点のものです 

#プロジェクトインタビュー #デバイスソリューション事業部 #人事 #キャリア採用 #文系大卒 #カルチャー #地方創生 #研修・教育制度 #社内制度・福利厚生
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