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2026.05.25

地元で最先端のモノづくりに携わる──高校卒業後すぐに働き始めた二人の「想い」

高校卒業後すぐに社会へ踏み出し、地元拠点で働く堀と若井。生産管理と生産技術、それぞれの立場から見た仕事のやりがいや、職種を選んだ理由を語ってもらいました。社会人としての成長実感、研修や上司・職場の支え、オン・オフのある働き方、そして将来のキャリア。若手社員の今を、等身大の言葉で紹介します。

堀 沙樹

Hori Saki

若井 佑樹

Wakai Yuki

パナソニックって家電の会社でしょ?──就活で知った“インダ”の仕事

──本日は高校を卒業して入社し4年目を迎えた二人の対談となります。まずはそれぞれの担っている業務について教えてください。

堀 : デバイスソリューション事業部の山口拠点で生産管理を担当しています。この拠点は主に車載や生成AI業界に向けたハイブリッドコンデンサを製造・販売しています。お客様が欲しいものを、欲しいタイミングで供給することをミッションとして、日々生産計画を立案しています。
若井 : 生成AIサーバや半導体に欠かせない電子回路基板材料や封止材料を製造している三重県の四日市拠点で、生産技術者として勤務しています。現在は主に新規設備への投資や導入に携わり、ラインの設計や工事の立ち合いなどの業務を行っています。

──入社前はパナソニック インダストリー(以下、インダ)に、どんな印象を持っていましたか?

若井 : パナソニックというと家電のイメージが強くて、インダがどんな会社なのかは全然知らなかったです。四日市拠点も洗濯機などを作っているのだろうと思っていました(笑)
堀 : 私も同じで、住宅関連のCMも見ていたので、そのイメージが強かったです。電子部品、コンデンサと聞いて、「え、何それ?どこで使うの!?」みたいな。

──まさに「インダってナンダ?」でしたね。堀さんは「生産管理職」、若井さんは「生産技術職」に従事しているということですが、今の職種を選んだ理由を聞かせてください。

堀 : 私は商業高校出身で、先生から「生産管理の仕事は、製造部門とお客さんの間に立ってうまく連結させる、コミュニケーションがとても大事な部署」と教わりました。人と関わるのが好きだったので、ぜひ挑戦したいと生産管理職を選びました。
若井 : 私は工業高校の出身で、モノづくりが好きだったので製造業の中でいろいろな仕事を経験したいと思いました。生産技術職をわかりやすく言うと「モノをつくるための、機械を作る仕事」ですから、いつも同じことをするわけではなく、さまざまな経験が積めると思ったんです。

──最終的にインダを選んだ「決め手」は何でしたか?

堀 : 知名度が高いパナソニックグループの事業会社だということで、地元で就職をしようと考えたときに安心感がありました。生活基盤を支えてくれる福利厚生がしっかりしているところにも惹かれました。
若井 : 入社後2年間、パナソニックグループの訓練校であるエレクトリックワークステクニカルカレッジ(EWTC)で、モノづくりの専門的な研修・訓練を受講することが確約された求人であったところが魅力的でした。自分のスキルを高めていく、入社後のイメージも膨らみました。

初めて働く、不安と緊張のスタート。支え合う環境で踏み出した一歩

──二人とも高校卒業後すぐにインダに入社しています。「社会人になる」ということに対して不安などはありませんでしたか?

堀 : アルバイト禁止の高校だったので、初めて働いた場所がインダです。社会人として何をすればいいのかという緊張感もありました。根本的なところを何もわかっていませんでしたが、いろいろな人がいつも気にかけて、面倒をみてくれました。私がわからなくて困っていると、周りからサッと話しかけてきっかけをくれる。そんな会社なので、安心して働くことができました。
若井 : 同じくアルバイト禁止の学校でしたし、高校時代は人見知りですごくひっそりと過ごしていました。EWTC入校に向け、大阪で一人暮らしをすることが決まっていて、期待もありましたが、初めてのことばかりで不安もありました。でも、研修の時や研修終わりなど同期や周囲の人たちに話しかけてもらえて、すごくうれしかったのを覚えています。パナソニックグループの他事業会社から来ている人や年上の人などEWTCの同期にはいろいろな人がいました。全国各地に着任した仲間たちとは今でも連絡を取り合っていて、いつも心強いです。それと初任給をもらったときに「自分で働いて得たお金を、自分で考えて使う」という経験をして、社会人になった実感が強く湧いてきましたね。

──入社して4年目を迎えた現在、仕事のやりがいをどのあたりに感じていますか? 

若井 : 2年間EWTCで過ごしてきて、現場に着任して1年が経ちました。EWTCの研修で学んでいた設計よりもかなり大きな、工場全体を扱うような規模感に圧倒されています。しかも四日市拠点で製造する電子材料は、車やAIサーバ、スマートフォンなど身近なところで数多く使われており、需要が伸び続けています。その分、新規ラインの設備設計など生産技術職は忙しくもあり、さまざまな挑戦への機会に恵まれている状況ですね。
堀 : ハイブリッドコンデンサも世界中のお客様から発注をいただいており、世界情勢に合わせて受注がダイナミックに動きます。現在、需要が伸びているのは中国の電気自動車向け製品です。中国のお客様は、工場になるべく部品在庫を抱え込まない経営をしているので、そのニーズに合わせた生産・納品をより精度高く行う必要があります。

──業務を遂行する中で、難しさを感じる場面はありましたか?

若井 : 研修との大きな違いでもありますが、実際に設備を導入するとなると細かな段取りを一つずつクリアして積み重ねていく必要が出てきます。例えば、建屋に空調設備を設置する場合、気温が上がる前に設置を完了しないと、働いている皆さんがつらい環境で仕事をすることになる。工事の段取りやスケジュール調整、関係者との調整を含めて予定通りに進むよう責任感を持って動きました。着々と完成に近づいていく建屋を見ていると「これが自分の仕事なんだ」と、何だかうれしく思えました。工事が終わったあと、現場の方が「涼しくなった!」と言ってくれました。喜んでいる表情が見られて、うれしかったです。いろいろな人の協力を得て、自分が計画した通りに物事が進み、目的をしっかり達成できる──その瞬間に、仕事のおもしろさを感じるようになりました。
堀 : 入社3年目ぐらいから「1人で頑張らないと」という気持ちもあり、どこまで上司に相談していいのか判断に迷うことがありました。昨年末にお客様からの発注が増え、製造メンバーと調整をしていたのですが、自分の中でちょっとキャパオーバーになり、どうにもできなくなってしまいました。すぐに助けてくれたのは上司でした。「まだ3年目だから、先輩からアドバイスを受けて、知識を吸収しながら仕事を進めていけばいい。焦らなくても大丈夫」と言ってもらい、一気に肩の荷が下りた感じがしました。仕事は1人ではなく、チームでやるものだと、本当の意味で理解できたように思います。以来、製造はもちろん、営業部門とも連携しながら、製造能力と受注を合わせて約束の納期通りに商品を届けることを意識して仕事をしています。

風通しのいい職場、成長を後押ししてくれる環境

──就職先を検討している高校生やそれを支える教職員の方々に「インダのここがオススメ!」を伝えるとしたら、何を推しますか?

若井 : 私がエントリーした工業高校生向けの求人は、最前線で技術者を目指す人にとてもおすすめです。社会人最初の2年間、EWTCに身を置いてモノづくりの技術や知識を基礎から学べる時間がしっかりと用意されていることは、自分にとって本当にありがたい経験でした。送り出してくれた四日市拠点にもとても感謝しています。
堀 : 研修制度が想像以上に充実していると感じています。ExcelやAIアシスタントなどの業務に必要なツールの基礎スキルを身につける研修はもちろん、マネジメントや論理的な会話能力など、自身のキャリア形成に向けた研修が豊富で、成長を積極的に後押ししてくれる環境が整っています。将来を見据えて、幅広く積極的に受講するようにしています。

──企業風土の面ではどう感じていますか?

堀 : 山口拠点でいえば、すごくアットホームな職場で、年齢を問わず話しやすく相談しやすい雰囲気です。インダには七つの行動指針があり、その中の「失敗から学ぼう」という言葉が、社風を表していて、私はとても気に入っています。失敗をしても周囲の先輩たちが支えてくれる安心感があり、やりたいことにチャレンジできる機会が充実しています。自分がなりたい社会人像にまっすぐ向かっていける会社だと思います。
若井 : 四日市拠点も山口拠点と同様、すごく風通しがよい職場だと感じています。わからないことがあったら先輩たちは丁寧に教えてくれる。「早く一人前になって肩を並べて仕事がしたい」と自然に思わせてくれます。制度面でいうと福利厚生が充実していて、休みはきちんと取れます。私はウインタースポーツが好きなので、スノボに行くために休みを取ることもあります。休むときは休んで、働くときはしっかり働く。そういうメリハリを大切にする雰囲気があって、働き方に満足しています。

見えないところから、見違える世界に変えていく

──これから自分の仕事や役割をどう広げていきたいですか。今後、挑戦してみたいことを聞かせてください。

堀 : コンデンサにはいくつかのサイズがあり、サイズごとに担当が分かれています。私は、会社全体の生産計画をもとに、自分が担当しているサイズについて「いつ、どれくらい作るのか」を考え、製造現場に伝える仕事をしています。ゆくゆくはその大きな生産計画の策定に携わる、生産管理のプロフェッショナルになりたいと考えています。そのためには、お客様の最終製品や市場の動きを理解したうえで、情報を整理し、どう進めるのが一番いいかを考える力が大切だと思っています。生産管理だけでなく、品質や製造工程など他部署の知識も身につけ、関係する人たちと連携しながら仕事を円滑に進めていきたいです。
若井 : 2年間みっちり勉強させてもらった分、まずは1人で業務を進められるぐらいに成長し、業務でしっかり貢献したいです。実は、同じ高校出身でEWTCの先輩でもある課長職の方が社内にいるんです。部署が違いますが、その方の幅広い知識と的確な判断力に憧れています。将来的にその方と同じように、幅広い知識をベースに、工場全体を監督して生産を支える立場になれたらと思います。四日市拠点は歴史がある拠点で、大規模な修繕や建て替えなどが将来的には必要になると思うので、そこに一人前の技術者として参加することを目標にしています。

※ 記載内容は2026年5月時点のものです

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